■片頭痛の症状
片頭痛は、頭の片側または両側が脈打つようにズキンズキンと痛む症状です。
片頭痛の主な症状
◇頭痛時に、吐き気や嘔吐を伴う
◇普段は気にしない様な光や音に対して過敏になる
といった随伴症状がみられることもあります。
頭痛の症状がおさまると健康な人と全く同じように生活や行動ができますし、片頭痛自体が命に
かかわることはありません。頭痛の症状は数時間程度のこともあれば、
3日間くらい続くこともあります。
片頭痛は、症状の起こる直前に「前兆」を伴うタイプと、伴わないタイプに分類できます。
◇片頭痛の前兆
・目の前で光がチカチカする
・視野の一部に歯車のようなギザギザしたものが現れる
・視界が欠ける
・しゃべりにくくなる
上記の様な前兆症状が一般に5〜60分程度続き、その前兆症状が終わって60分以内に
激しい痛みに襲われます。
普通は、前兆を伴わない片頭痛のほうが多く、また同じ人でも前兆がいつも現れる訳ではありません。
前兆を伴わない片頭痛でも、「何となく頭痛がきそうだ」という漠然とした予感を感じることがあります。
・食欲が通常以上に出る
・体がむくむ
・甘いものを無性に食べたくなる
・眠気を感じる
といった状態にそのあとに頭痛が起こるケースです。
こうした漠然とした症状については「予兆」とよんで、前兆とは区別されます。
■片頭痛の原因
血管が拡張し、炎症を起こして症状が発生するのが片頭痛ですが、片頭痛発生の原因には
幾つかの説があります。
◇血管が拡張することによって片頭痛が起こると考える説
◇脳神経の中で最も大きい三叉神経(顔面周辺の感覚をつかさどる)が関与して片頭痛の
症状を誘発しているという説
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